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arugo1009山下家具店 [arugo1009山下家具店]

1946年5月15日、木工品の製作を手がける山下木工所として創業arugo1009。同年、山下家具店を開店して家具の小売事業にも進出した。その後1952年株式会社組織に改組され、現社名となった。

1960年代に入ると新潟市古町通五番町(現中央区)と長岡大和にショールームスタイルの家具専門店を相次いでオープン。1972年には本店を地上9階、地下2階建ての大型店舗に改装arugo1009。近隣の三越大和といったデパート店舗にも匹敵する規模だった。その後、隣接地のビルを別館としてオープン。1980年代までは順調な業績を上げ、県内各地にロードサイド型の郊外店舗を展開。一時は群馬県高崎市などにも店舗を展開していた。またホームセンター「エルハウス」、雑貨店「ハンソン」など、専門店の多業種展開も図っていたarugo1009。

だがバブル崩壊後は業績が一転して悪化。合理化が進められて郊外店舗は相次いで閉鎖され、高崎からも撤退した。また新潟市出来島(現中央区)、西蒲原郡黒埼町山田(現新潟市西区)には自社の家具工場を所有していたが、業績悪化によって相次いで稼動を停止し、跡地はいずれも売却されたarugo1009。

2005年から本格的な経営再建に着手し、本店の閉鎖検討も含めた合理化策を立案した。また長年山下の家具arugo1009の愛称で事業展開を続けてきたが、2006年の創立60周年を機に愛称をYAMASHITAarugo1009に変更した。この合理化策の一環で、2007年2月を以って閉店したイトーヨーカドー新潟木戸店跡(新潟市東区)へ移転する計画を立案したものの、建物所有者の大川トランスティルが経営破綻したことから計画は事実上消滅。2008年から古町商店街の活性化を目的とした再開発事業が開始、その一環として老朽化が進んでいた本店ビル・別館ビル(1964年竣工)が撤去された。本店は「古町店」として2010年末の再オープンを目指しており、本社機能は現在、西堀ローサ西端にある「西堀六番館」に仮移転しているarugo1009。


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