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マレーシア国際家具見本市 [マレーシア国際家具見本市]

マレーシア国際家具見本市

写真左より「DESIGN PRINCIPLES」、「BENITHEM」、「KIAN CONTRACT」

MIFF2010には、例年通り、海外と国内から、数多くの出展者と来場者が集まることが期待されている。世界的な経済のスローダウンにも関わらず、今年3月3日~7日に開催されたMIFF2009では、世界中から様々な輸入業者の代表や仕入担当グループを含むバイヤーを集めることに成功した。

外部機関によるMIFF2009の調査結果では、最終的に世界137カ国から6809人のバイヤーを含む1万9075人の来場者を記録。これら海外バイヤーの内訳は、アセアン地域から23.5%、ヨーロッパから16.7%、極東13.0%、中東12.4%、アフリカ10.7%、アメリカ6.9%で、開催期間中の売上高は、主催者の予想を超える7億1000万ドル(24億9000万リンギット)に達した。
 MIFF2009にはまた、日本、インドおよびドイツなどの国から、マレーシアの製造業者とのビジネスの提携の構築のために何人もの代表が訪れた。代表のひとり、日本のSH会代表の川崎敦将会長は、今回のミッションの結果、30社~50社ほどの日本の家具小売業者が、マレーシアでのビジネスに対して興味を持っていると結論付けている。

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写真左より「OTHELLO」、「BRISTOL TECHNOLOGIES」、前回のMIECOデザイナーズチョイスアワード受賞者

事実、MIFFの出展者は、フェア期間中の実際の取引の中で、グローバルな家具市場における彼らの競争力を証明している。ある日本の仕入担当代表の代理人によれば、このグループは、400コンテナのマレーシア家具をオーダーした。彼らは、これまで中国、インドネシア、タイランドからの輸入がメインであったが、マレーシアの家具の品質に驚き、すぐに発注を決めたという。

現在、マレーシア家具産業界は、相手先の要求する商品を自ら設計し、相手先ブランドで製造、供給するODM(Orginal Design Manufacturer)生産へのシフトによる成長が続いている。MIFFの会長であるタン・チン・ハワット氏によれば、マレーシア製家具は、中~高価格帯のカテゴリーを求めるバイヤーに人気があり、彼らは月平均100コンテナ程度の生産出荷能力を満たす製造業者を探しているという。こうしたバイヤーは、マレーシアのメーカーとの価格交渉においても、また優位な立場にある。

出展したほとんどのマレーシア企業は、MIFF2009において大量のオーダーの受注を受けたことに驚いているという。最近の経済状況から、多くのメーカーが、前四半期において売上が減少、減産を余儀なくされた。しかし、見本市が終るや否や、ビジネスは通常の状態に戻り、メーカーは注文された製品の生産をスピードアップするために人員の補充を強いられている。

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写真左より「LOOP DINING SETTING」「VERSATILE ELEGANCE」「M9-B30」

マレーシア政府は、自国の木製製品の生産に高い見通しを立てており、特に家具産業について、将来に亘って輸出の要となることを期待している。国際産業省のジャコブ・ダンガ・サガン副大臣によると、政府はこの産業について年6・5%の成長率を見込み、家具とパネル製品をメインとする木材関係の生産高は、政府の産業マスタープラン(IMP3)では、2020年までに530億リンギットに到達すると予測されている。

MIFF2009の運営とバイヤーの質の高さについては、出展者も満足しているが、来年のMIFF2010には、ワンストップの家具見本市として、さらに多くのことが期待されている。3つの会場合わせて8万5000㎡を超える展示会場には、500社もの出展者が、バイヤーのために幅広い選択を可能にするショーケースを展開する予定だ。MIFF2010へ再度出展することを誓う多くの出展者とともに、世界中から7000人以上の海外バイヤーが、フェアには来場する。


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